<欧州CL:CSKAモスクワ1-1セビリア>◇24日◇決勝トーナメント1回戦第1戦◇モスクワ

 CSKAモスクワの日本代表MF本田圭佑(23)が、セビリア戦で日本人6人目の欧州CLデビューを果たし、無得点ながら潜在能力の高さをアピールした。トップ下で先発すると、強烈なミドルシュートを放つなど積極的なプレーで攻撃をリード。後半38分で途中交代し、チームも1-1のドローに終わったが、存在感を見せつけた。第2戦は3月16日に行われる。

 本田の積極性が光った。前半13分、ゴール前ペナルティーエリア外でパスを受けると、DFをかわし、思い切りよく左足を振り抜いた。シュートはゴール左へそれたが、名刺代わりのミドル弾がセビリアゴールを脅かした。同36分のミドルシュートも枠外へ。それでも迷いなくゴールを狙った。トップ下で攻撃のタクトを振りながら、シュート4本。地元ファンから惜しみない拍手が送られた。

 上々の公式戦デビューだが、満足感はない。前半13分の場面を振り返り「本来なら決めていた。微妙なズレは、このレベルに慣れていないから」と悔やんだ。さらに「スピード、体力、1対1が課題」と話した。2月のモスクワは記録的な大雪に見舞われる。厳しい環境に違いないが、あえてオランダから極寒のロシアへ移籍。「僕のテーマはフィジカル。だから当たりの激しいロシアを選んだ」と話した。

 翌日の地元各紙は、得点のマルク・ゴンサレスとともに本田にチーム最高評価を与えた。3月3日の代表戦に期待がかかる本田は「(試合に)出て結果を出したい」。岡田ジャパンの「起爆剤」として名乗りを上げた。

 [2010年2月26日8時32分

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