W杯でベスト8に進出したガーナ代表DFアイザック・ボーサ(22=ホッフェンハイム)の弟が、毒殺されていたことが判明した。死亡が確認されたのは、ガーナ国内でサッカー選手として活動する19歳のヨシュア・ボーサ。17日に休暇中のボーサのために、友人が同国アクラ郊外のナイトクラブでパーティーを開催。ボーサに代わって弟ヨシュアが出席したところ、飲み物を飲んだ直後に胃けいれんを起こし倒れたという。
ボーサの代理人、ジューロ・イバセビッチ氏は「アイザックと弟は信じられないくらい、よく似ていた」と発言。警察が事件の背後を調査している段階で毒殺の真相は不明だが、周囲では「ヨシュアはボーサと間違われ、殺されてしまった」という見方が強まっている。また、ボーサが所属するホッフェンハイムのラングニック監督は「あれは殺人事件だ。誰かが彼の飲み物に毒を入れたために死んでしまった」とコメントした。
ボーサはW杯でガーナ代表のセンターバックとして、準々決勝のウルグアイ戦など2試合にフル出場。192センチの大柄を生かしたフィジカルの強さが売りで、ガーナの今後を背負う期待の若手だ。自分の「身代わり」となった弟の急死に、ボーサはショックのあまり、クラブに合流せずガーナ国内で静養中。合流のめどは立っていない。(中野吉之伴通信員)
[2010年7月28日9時27分
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