マジョルカに移籍したMF家長昭博(24)が12月31日、チーム練習に初参加した。この日午前、10年最後の練習でパス回しやハーフコートでのミニゲームを行った。周囲に声をかけてパスを要求し、同僚たちからは「アキ、アキ」と名前を呼ばれ、昔からチームの一員だったかのように溶け込んだ。ボールをバケツに蹴りこむゲームでも「うまい」という意味のスペイン語「ムイ・ビエン」を教わって連発。相手が「ありがとう」と日本語で返す場面もあった。家長は「選手の名前は分からなくても特徴は分かった。慣れればできると思う。11年の目標はスペインリーグのピッチに立つこと。1つ1つ階段を上って成功したい」と自信を深めていた。(山本孔一通信員)

 [2011年1月1日8時43分

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