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香川4月復帰&リーグV/インタビュー

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本紙インタビューに答えるドルトムント香川(撮影・桜井希望)
本紙インタビューに答えるドルトムント香川(撮影・桜井希望)

 春にはパワーアップした真司を見せます! サッカー日本代表MF香川真司(21=ドルトムント)が27日、日刊スポーツの単独インタビューに応じ、7月の南米選手権出場へ意欲を見せた。1月のアジア杯で右足小指を骨折し、現在はリハビリ中。3月中旬の渡独、4月のリーグ戦復帰への具体的なプラン、欧州での日本人選手の活躍に「悔しさはある」と心中も明かした。

 復帰への青写真は、できあがっている。1月末に車いすで悲壮感を漂わせていた香川に、笑顔が戻っていた。1週間前に松葉づえからは卒業。まだ少し右足を引きずっているが、順調な回復ぶりに表情は明るい。

 香川 もう、歩く分には問題ないです。あとは骨が回復するのを待つだけ。ドイツには走り出せたら戻る予定です。3月中旬から下旬だと思うし、誕生日(3月17日)くらいをメドに。4月中旬くらいに復帰して、そこで優勝を決めたら格好いいですけどね(笑い)。ギリギリになりますけど、少しでも最後の力になれるようにしたい。

 1月25日のアジア杯準決勝韓国戦で右第5中足骨を骨折し、同30日に手術した。診断は復帰まで約3カ月の見込みでも、当初から「1カ月前倒し」となる4月中の復帰を宣言。ここまでは、描いたプランどおりに進んでいる。負傷まで17試合8得点だった香川が抜けても、チームは首位を独走中。5月14日のリーグ最終戦前に戦列復帰し、歓喜の瞬間をともに味わうつもりだ。

 その先も見えてきた。不本意な形で離脱した代表は、7月にアルゼンチンで開かれる南米選手権(コパ・アメリカ)に挑む。1次リーグでは、大ファンのFWメッシがいるアルゼンチンとも対戦。「クラブとの話し合いがありますから」と前置きするが、大きな収穫を手にしたい気持ちが強い。

 香川 コパ・アメリカは完全なアウェーでの戦い。アウェーで南米のチームと戦うというのは、なかなか経験できないと思うので、楽しみな大会ですね。

 古傷の再発だけに、焦りは禁物だ。それでも、気持ちがはやる理由があった。毎日のように飛び込んでくるのは、欧州で活躍する日本人選手の映像。オランダリーグでは18歳のFW宮市亮(フェイエノールト)が活躍している。

 香川 サッカーのニュースを見ると、みんな活躍してる。悔しさとサッカーができないつらさはありますけど、今は「復帰してまた結果残すんだ」という強い意志を持って取り組んでいます。しっかり自分を信じて…。(宮市は)欧州で結果残してますから、すごい選手だと思います。ポジションも近いので刺激になりますね。なかなか18歳で欧州で日本人が活躍するってことないですから。

 代表で兄貴のように接していたDF長友佑都(24)はアジア杯後、セリエAの強豪インテルへ移籍した。香川も将来的には欧州ビッグクラブへの移籍を目指すだけに、悔しさもあった。

 香川 (長友に)先にビッグクラブに行かれた悔しさもあったし、刺激も受けました。でも日本人がそういうところまで行けるのを証明できて、一サッカー選手としてうれしいですし、自分も早く追いつけるようにケガを治して頑張りたい。たまに「どういう感じ?」って連絡取ってます。「毎日練習からすごい刺激があるから楽しい」と言ってましたね。僕はまったく考えてないです、移籍は。ケガしてるんで早く治して、1試合でも多く出られるように。

 「刺激」を求めたアジア杯は、日本代表として本格的に臨む初めての国際大会だった。主力として「新しい代表ができた」とチームに手応えを感じながら、優勝の瞬間は遠く日本のテレビで見届けた。顔である背番号「10」をつけながら戦った思いは「不完全燃焼」だった。

 香川 ケガもしましたし、自分のプレーで代表において存在を示せたか、といったら示せていない。結果も残せてないと思う。代表として戦う難しさであったりアジアを勝ち抜く難しさ、中東で戦う難しさ…いろいろな難しさを体感できた。10番というだけですべての人に注目されて、結果も求められる。番号なんて別に何番でも一緒だと思うんですけど、10番というのは歴史だったり、伝統だったり、そういうところが違いましたね。

 現在は1日8時間にも及ぶリハビリで、さらなるパワーアップを狙っている。

 香川 今は体幹であったりケツ回りであったり、肩甲骨回りだったり、そういうところを重点的にやってます。無駄な筋肉じゃなく、バランスのいい体をつくるために。当たり負けしないよう、体の芯を強くしないといけないですからね。

 グラウンドから離れている今、香川は何を思っているのか。香川は色紙に「優勝」と書き込んだ。仲間からの刺激や悔しさをバネに、心の中ではすでに戦闘モードに入っている。ビルドアップされている体だけではない。壁を乗り越えようとするたくましさを身につけて、香川は走り続けている。【近間康隆、福岡吉央】

 [2011年2月28日9時35分 紙面から]


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香川真司

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