日本代表DF長友佑都(24)の所属するインテルミラノの新監督選びが混沌(こんとん)としてきた。すでにパリサンジェルマンからGM就任のオファーを受けているレオナルド監督(41)の退任は決定的。その上でモラッティ会長は候補となっていた欧州リーグ王者ポルトのビラスボアス監督について「ポルトへ違約金を支払うつもりはない」と否定。フィオレンティナのミハイロビッチ監督についても「他クラブの監督をわずらわせるつもりはない」と話した。この状況をふまえ、ガゼッタ・デロ・スポルト紙は現イングランド代表のカペッロ監督の就任を予想。また昨季までウェストハムの監督だった元イタリア代表MFゾラ氏の名前も浮上してきた。(西村明美通信員)