<ブンデスリーガ:ボルシアMG4-1ウォルフスブルク>◇19日◇メンヘングラードバッハ

 ウォルフスブルクMF長谷部誠(27)がボルシアMG戦にフル出場し、約2年ぶりのゴールを決めたが、逆転負けした。

 長谷部は今季ここまで2戦は右サイドバックでの出場だったが、この日は「試合の2時間前にミーティングで言われた」というトップ下での出場。前半12分に左サイドからの大きな折り返しを、右サイドのトレーシュが落とし、走り込んだ長谷部が右足で豪快に決めた。それでもチームはその後、4失点。長谷部も得点以外は見せ場が少なく「簡単にボールはたいて、たくさんボール触ってリズムを作ろうと思っていましたけど、リズム作るのはなかなか出来なかった。ボールを失うこともあったし。あのポジションでシュート1本では話にならない」と反省した。(鈴木智貴、中野吉之伴通信員)