<セリエA:パレルモ4-3インテルミラノ>◇11日◇パレルモ

 インテルミラノの長友佑都(25)が、パレルモとの今季リーグ初戦(アウェー)に左MFで先発し、7月末の右肩脱臼から復帰した。後半17分までプレーしたが、得点には絡めなかった。チームは、ガスペリーニ監督が今季から導入した3バックが機能せず、長友の交代後の失点で黒星発進となった。

 イタリア各紙がインテルの4失点黒星発進を批判した。標的はガスペリーニ監督が今季から導入した3バックの新布陣。ガゼッタ・デロ・スポルトは「3-4-3は機能していない」と切り捨てた。長友の評価も5~5・5点と平均以下。ガゼッタ紙は「普段より走りが少なかった。昨季は周囲を驚かせたが、それはもう終わってしまったのか。それとも過大評価し過ぎたのか」と厳しかった。