<欧州CL:インテルミラノ1-0リール>◇1次リーグB組◇18日◇リール

 インテルミラノがフランス王者リールを下し、B組首位に立った。左サイドバックでフル出場した日本代表DF長友佑都(25)は前半21分、相手右サイドのパスをカット。ここからMFスナイダーらが華麗にパスをつなぎ、最後はFWパッツィーニが決勝点を決めた。

 翌19日のイタリア各紙は、長友へやや辛い評価を与えた。ガゼッタ、コリエレの両スポーツ紙、ラ・レプブリカ紙の3紙が、いずれもチーム最低に並ぶ6・0点。「ぎりぎり合格」(ガゼッタ紙)「アザールは長友にとってもスピードがありすぎた。仲間に助けられた」(ラ・レプブリカ紙)などと評価した。トゥットスポルト紙も「得点に小さな足跡を残すが、守備では苦しむ」と記していた。(波平千種通信員)