イタリア・セリエAでプレーする日本代表FW森本貴幸(24)が、所属するノバラを退団することを明かした。19日、成田空港着の便で帰国した森本は、退団について「そうなると思う。市場が開いたら移籍の話が出てくる。(リーグは)どこでもいいので、話があればオファー次第で考えたい」と話し、イタリアにこだわらず、Jリーグ復帰も視野に、移籍先を探すことになる。

 今季、出場機会を求めて移籍したノバラでは18試合4得点の成績で終えた。11月に右膝半月板の手術を受け一時離脱。冬の移籍市場ではキエボに期限付き移籍の可能性もあったが破談。今後は膝に負担のかかる人工芝を本拠地としないクラブに絞ることが有力。条件には「いいパスが出てくるチームがいい」。前日18日には、アゼルバイジャン戦日本代表メンバーに選出されたばかりで「予想外でびっくり。膝は問題ないので試合で活躍したい」と言った。