インテルミラノの日本代表DF長友佑都(25)が10日の練習で紅白戦に参加。後半途中から、左サイドバックとしてプレーした。ピッチに登場した時には、約3000人のサポーターから「ユウトコール」を浴びるなど、相変わらずの人気の高さをみせていた。さらに11日のミニゲームでは右サイドバックを務めた。レギュラー右DFマイコンの去就が不確かなため、長友には両サイドで準備するという重要な任務が与えられた形だ。

 長友も置かれている立場は十分理解しており「自分が中心のつもりでやっていかないと。もう僕も25歳。ある程度、経験もさせてもらっているので、引っ張って行ける存在になりたい」とチームリーダー宣言。マンチェスターUに移籍した香川を引き合いに出して「彼からは常に刺激を受けている。僕もここでしっかりと結果を残して、負けないように頑張りたい」と意欲を見せていた。