左膝を負傷したマンチェスターUのMF香川真司(23)が、全治3、4週間の診断を受けた。26日、クラブが発表した。先発した23日の欧州チャンピオンズリーグ(CL)ブラガ戦で、相手ボールをスライディングで奪いにいった際に負傷。その後、足を引きずったまま20分近くプレーを続けたが、前半終了後に交代していた。

 これで、日本代表として臨む11月14日のW杯アジア最終予選オマーン戦(アウェー)の出場は厳しくなった。クラブでも首位チェルシーとの大事な2連戦(28日リーグ、31日カップ戦)はもちろん、復帰が11月下旬になれば、欧州CLも含め8試合もの欠場を余儀なくされる。一方でファーガソン監督はこの日の会見で「負傷はそれほどひどくはない。けがを抱えたままプレーできたとしても、彼にとっては良くない」と話し、軽傷との認識を示した。