観客の詰め込みすぎでリバプールのファン96人が圧死した「ヒルズボロの悲劇」から25年目を迎えた15日、リバプールの本拠地アンフィールドで追悼式が行われた。ロジャーズ監督や、いとこが犠牲者となった主将MFジェラードらも出席。ピッチに「96」の数字が描かれ、犠牲者の名前を読み上げながらろうそくに火をともし、黙とうをささげた。24季ぶりの優勝へ、ジェラードは「特別な思いがある」と話した。事故はFA杯準決勝のリバプール-ノッティンガム・フォレスト戦で、警察の誘導ミスなどで定員を大幅に超えて立ち見席にファンが押し寄せ、発生した。