マンチェスターUの日本代表FW香川真司(25)が、いきなり試練を迎える。英ガーディアン紙(電子版)は15日、オランダ代表をW杯3位に導き、今季からマンUの指揮を執るルイス・ファンハール監督(62)が、香川ら将来的な立ち位置が不透明な6選手を「早期査定」すると報じた。

 同紙によると、マンUは今日17日に今季新体制のお披露目を行い、18日午後の早い時間に米ロサンゼルス入り。プレシーズン戦初戦・MLSギャラクシー戦を行う23日を含めた、わずか6日間の間に香川、DFスモーリング、MFクレバリー、FWエルナンデス、MFフレッチャー、MFヤングが、ファンハール監督の長期構想に入る選手なのかを査定するという。

 6人はいずれも残り契約期間が2年以内の選手。ファンハール監督のお眼鏡にかなえば延長契約を持ち掛けられる可能性もあるが、そうでなければ2年以内にクラブを去る可能性が高いという。

 同監督の就任決定後、クラブから延長契約をもちかけられたのはエクアドル代表としてW杯でもプレーしたバレンシアだけ。6選手は微妙な立場になっている。