ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)が23日、米ニューヨークで合流後初めてのチーム練習を行い、W杯後の第一声を発した。王様ペレ氏が名誉会長を務めるニューヨーク・コスモスの施設で、FWバロテリらと別メニューで走り込んだ後、すべて英語で「もっと進化しなければならないし、絶対に昨シーズンのようなプレーをしてはならない。シーズン開幕に向け、自分をどう強化するか、そこに集中している。とにかく良い準備をしたい」と話した。

 取材に応じたのはブラジルでW杯の総括をした6月25日以来。米国などで開催される同じ国際チャンピオンズ杯に出場するマンU香川について聞かれると「良い友人。彼がマンUで素晴らしいプレーを見せることを祈っている。もし移籍して他のチームに行っても同じだ」とエールを送った。24日開幕の同杯で戦いの場に戻る。(ニューヨーク=八反誠)