英国合宿中のマインツFW岡崎慎司(28)が25日(日本時間26日)、バーミンガム近郊の宿泊ホテルで日刊スポーツの取材に応じた。午前中の練習試合に出場した後、午後練習は急きょオフとなった。ラウンジに現れた岡崎はリラックスした表情で、日本代表のこと、今季にかける思いなどを語った。

 -1次リーグで敗退したW杯後の切り替え方は

 岡崎

 母校の滝川二高サッカー部に行ったり、目をキラキラさせている子供たちと一緒にサッカーをして、徐々に、またやろうという気持ちを取り戻しました。特に、静岡で障害のある人がいる病院に行ったとき、自分が何か出来るわけではないのにすごく喜んでくれた。その笑顔を見て、自分がやるべきことや存在意義を、ずっと持っていないといけないと思いました。

 -日本代表の新監督も決まった

 岡崎

 言葉は不完全だけど、サッカーで自分がどうしたいかを分かってもらえるようにしたい。自分はあまり監督と話すタイプではないので、プレーで自分がこうしたい、これやりたいというのを見せたいです。

 -4年後に向けて、どんな選手を目指したい

 岡崎

 自分の課題はまだ見つかっていない。でも一発勝負や本番に強くなるために、自分の好きなポジションでやるべきことを見つけることが必要だなと感じた。そこでポジションを与えられるように、頑張る。

 -日頃から、力を発揮するために必要なことは

 岡崎

 無理なボールでもいいから自分に出してくれと言いたいですし、それがゴールにつながったときに信頼が生まれる。FWはいい循環に入れば信頼されて、さらにボールが来る。プレッシャーを与えられて、点を決めたときの成長はすごいと感じた。ボールをもらったときは、常にゴールを意識していきます。