ブラジル代表の指揮官に復帰したドゥンガ監督(50)は19日(日本時間20日)、初戦となる9月5日のコロンビア戦(米マイアミ)、同9日のエクアドル戦(米ニュージャージー)の代表メンバーを発表した。W杯でレギュラーだったマルセロ、アウベスの左右DF、代表引退を表明したFWフレジらは選出されなかったが大幅な変更はなし。FWネイマールやMFオスカルらが順当にメンバー入りした。特徴は典型的なセンターFWタイプがいないこと。「点が取れるならストライカーがいなくていい」(ドゥンガ監督)ということで、ドイツがMFミュラーを前線の中央に配したような「偽9番」と言われる起用法を試す見通しだ。(エリーザ大塚通信員)