<ブンデスリーガ:パーダーボルン2-2マインツ>◇24日◇パーダーボルン

 初戦2試合が行われ、マインツのFW岡崎慎司(28)がパーダーボルン戦で先制ゴールを決めて引き分けに貢献した。2季連続の開幕弾で、奥寺康彦が記録したブンデスリーガ日本人最多の通算26得点に並んだ。

 マインツFW岡崎が、2得点にからむ活躍で好スタートを切った。25日付の専門誌キッカーの採点では2の高評価(1が最高、6が最低)を受け、MVPに選ばれた。前半34分、直接FKのこぼれ球を右足で押し込んで先制した。1点を追いかける後半ロスタイムには、ペナルティーエリア内で相手DFに倒されてPKを獲得。MF具滋哲が決めて追いついた。1部に昇格したばかりの相手に苦しめられ「クロスが入らなくて得点チャンスがない」と反省していた。