<ブンデスリーガ:ドルトムント2-2シュツットガルト>◇24日◇ドルトムント

 ドルトムントMF香川真司(25)が、DF酒井高のいるシュツットガルト戦でフル出場。古巣復帰後、初めて90分間プレーした。香川は無得点だったが、2点を先行されながら、なんとかドローに持ち込んだ。

 ドルトムントは今季未勝利のシュツットガルトを相手に先に2点を奪われる、まさかの展開。引き分けで勝ち点1こそ取ったものの、香川は「追いついた形は良かったですけど、勝ち切れたゲーム。そういう状況に持っていってしまったのはすごく残念」と反省した。自身もトップ下でフル出場したが、前半33分にシュートをバーに当てるなど無得点。FWインモビレら周囲との連係もいまひとつで「今日は前半から足にうまく(ボールが)つかなかったり課題が残る。もっとコンディションを上げて90分を戦える体や、試合勘を高めていきたい」と話した。MF丸岡はベンチ入りしたが出番がなかった。(鈴木智貴通信員)