<ブンデスリーガ:ハンブルガーSV1-2フランクフルト>◇28日◇ハンブルク

 長谷部誠(30)乾貴士(26)両MFの所属するフランクフルトが開幕戦以来となる勝利を挙げた。今季まだ白星のない最下位ハンブルガーSVを相手に、一時同点とされるなど苦戦。だが終了間際にFWピアソンが、ゴール正面約30メートルのFKを見事に決めて勝った。

 フランクフルトは後半は防戦一方。開幕から得点すらなかったハンブルガーSVに今季初ゴールを献上した。シュート数は7本対14本と半分しか打てず、ボール保持率も約37%と相手を下回った。4-1-4-1システムの左センターハーフでフル出場した長谷部は「今日良かった点は勝ったことだけ。勝ちを拾った感じ。プレスのかけ方が甘くて、相手にいいようにボールを持たれていた」と反省した。乾は開幕6戦目で初のベンチスタート。後半26分から途中出場したが無得点だった。(鈴木智貴通信員)