<セリエA:ローマ0-0ACミラン>◇20日◇ローマ

 ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)が2014年の戦いを終えた。リーグ2位の強豪ローマと対戦。チームは退場者を出しながら引き分けた。本田はこれで9戦ノーゴール。ミラン移籍、W杯ブラジル大会で惨敗したこの1年間を自己評価し「5段階でいったら(下から2番目の)4くらいになる」と“落第点”をつけた。

 -シーズンここまでを振り返って

 「立ち上がり(今季序盤は)フリーでシュートシーンに行かせてもらって点が取れていたが、途中から少なくともゴール前でフリーにしてもらえない状況が続いている。点を取るなら、何かしらもうひとつ工夫が必要な状況。新たな課題は感じているし、その中で自分の成長というのも日々感じている」

 -次は連覇のかかるアジア杯

 「当然連覇といえば、それを阻止しにくる強豪が何チームかいる。想像以上に難しい試合になるのではないか。対戦相手だけではなくピッチの状態とかレフェリーなど、いろいろな要素が絡んでくる。それがアジア杯。いろいろなものを、できるだけ味方にできるか、ポジティブに考えるかというのが大事だと思う」