ACミランの日本代表FW本田圭佑(28)が27日、サッカー教室を行ったタイの首都バンコク郊外で日本代表ハビエル・アギーレ監督(56)の八百長関与疑惑に言及した。「イタリアにいると伝わってこない。海外にいる人は誰も気にしていない。(チームへの影響についても)何とも思っていない。見守りましょうという程度じゃないですか」と冷静に反応した。

 ミラノからこの日早朝にバンコク入り。現地タイの子どもたちとタイに住む日本の子どもたち約60人を直接指導した。質問コーナーで「これからの夢は何ですか」と聞かれると「まだサッカー選手としての夢をかなえたとは思っていない。修行中で立場は(皆さんと)一緒です」と答えた。子どもたちに夢を持つことの大切さを伝えたいと、過去に同様のイベントを国内外で10回開催。明日29日からの日本代表合宿に間に合うように帰国する。