<ブンデスリーガ:シャルケ1-0ハノーバー>◇1月31日◇ゲルゼンキルヘン

 右膝の故障でアジア杯出場を見送ったシャルケDF内田篤人(26)は、日本代表MF清武弘嗣(25)とDF酒井宏樹(24)のハノーバー戦にフル出場。勝利に貢献した。

 内田は3-5-2の右MFで完封勝利に貢献。「勝たないとね。スタートは負けたくないから」と笑顔だった。普段の右DFより1列前の位置から、前半18分にはCKのこぼれ球をミドルシュート。ゴール右上に外し「ああいうシーンは増えてくるんで、最低枠内には飛ぶようにしたい」と攻撃面を反省。それでも同32分にヘガーが先制した後は、守備に重点を置いて勝ち点3を引き寄せた。「清武がもう少し早く出てきたら危なかった。サイドに散らしたり、真ん中を突いたり、いやらしいプレーが出来るし、セットプレーも怖い」と試合後は冷静に分析。中2日で臨む首位Bミュンヘン戦を見据えた。(鈴木智貴通信員)