[ 2014年2月14日4時42分 ]男子SPで演技する羽生結弦。史上最高得点となる101・45点を記録した(撮影・井上学)<ソチ五輪:フィギュアスケート>◇13日◇男子ショートプログラム

 羽生結弦(19=ANA)が史上最高得点の101・45点で男子ショートプログラム(SP)トップに立った。

 冒頭の4回転トーループを成功させると、続く3回転アクセルも決め、中盤の3回転ルッツ、3回転トーループの連続ジャンプ全て成功した。ガッツポーズをする余裕も見せ満足の演技に笑みがこぼれた。

 高橋大輔(27=関大大学院)は86・40点で4位、町田樹(23=関大)は83・48点で11位につけた。

 男子SPの順位、詳細は以下の通り。1位羽生(日本)101・452位チャン(カナダ)97・52

 3位フェルナンデス(スペイン)86・984位高橋(日本)86・4011位町田(日本)83・48【第5グループ】

 30番目滑走の町田(日本)は83・48で演技を終えた。「エデンの東」のゆったりとした音楽に溶け込んた滑り出し。冒頭の4回転トーループ、3回転トーループは4回転トーループ、2回転トーループとなるも持ちこたえる。続く3回転アクセルは成功。中盤の3回転ルッツはリズムが合わず2回転に。ステップ、スピンは無難にまとめた。

 29番目滑走の高橋(日本)は86・40。やや緊張した面持ちで「ヴァイオリンのためのソナチネ」の曲にあわせた滑り出し。冒頭の4回転トーループは両足着氷となった。続く3回転アクセルと3回転ルッツ、3回転トーループの連続ジャンプは成功。中盤からは華麗なステップを見せコンビネーションスピンで締めくくった。演技後、小首をかしげるしぐさを見せた。【第4グループ

 羽生がトップ、チャンが2位に】