[ 2014年2月22日7時58分 ]フィギュアスケート女子のメダル授与式後、取材に応じ涙を流すキム・ヨナ(共同)

 フィギュアスケート女子で2連覇を逃した金妍児(韓国)が競技から1日たった21日夜、五輪公園でのメダル授与式に出席し、銀メダルを受け取った。

 授与式後に韓国のテレビ局の取材を受けてからは涙を流し、目元をぬぐった。「わたしの競技人生の中で、最後のメダル授与式。これでとうとう終わりと思うと、特別な感情がわき起こった」と心の内を語った。

 2012年7月にソチ冬季五輪を目指すと表明してからの道のりを「とても厳しい決断だったけど、成功で試合を終えることができ、ほっとしている。これがわたしの最後の試合」と振り返り、3月の世界選手権(埼玉)に出場しないことを表明した。今後については「5月にアイスショーを予定しているので、その準備をしたい」とすっきりした表情で話した。