[ 2014年2月21日15時58分 ]小野塚のメダル確定の瞬間、PVに集まった関係者は大歓声をあげる(撮影・桑原亮)

 スキー女子ハーフパイプ(HP)で銅メダルを獲得した小野塚彩那(25)の地元新潟・南魚沼市では、パブリックビューイングで見守った100名超の関係者が歓喜に浸った。

 予選開始前には近所の関山神社で必勝祈願し、小野塚の実家で会場の勝田屋旅館には親族、所属する石打丸山スキークラブの関係者、市長らが集結。1本ごとに熱のこもった応援を行い、メダル獲得を決めると、もうお祭り騒ぎ。用意されたくす玉を割り、鏡酒で勝利の美酒に酔った。

 最前列で観戦した井口一郎市長は、「HPに転向してわずか2年数カ月で五輪に出場するだけでもすごいこと。まさかとは思っていたが、本当に取って…言葉にならない。市を挙げて健闘をたたえたい」と興奮気味に話した。