[ 2014年2月23日9時52分

 紙面から ]銅メダルにキスする仕草を見せた小野塚(撮影・井上学)

 フリースタイルスキー・ハーフパイプ女子で銅メダルを獲得した小野塚彩那(25=石打丸山ク)が、バックカントリースキー(山スキー)への挑戦を表明した。21日、五輪公園で行われたメダルセレモニーに出席。4年後の五輪挑戦は未定だが「トレーニングの一環として、バックカントリー(山スキー)とか新しい方向に進みたい。新しい道を切り開いていきたい」と笑顔で話した。

 五輪種目でないバックカントリーは、リフトもない自然の山に登り、滑り降りるジャンル。小野塚も未経験だが「教えてもらいたい。五輪後は一段落して、いろいろなスキーをできる」とチャレンジ精神は旺盛だ。スキー人口の減少も気にかけている。「少しでも、やってみたいと思ってもらえることが大事。そう思ってくれた方の指導もしてみたい」。夢はジャンルを超えて広がった。