[ 2014年2月24日20時15分 ]

 ソチ冬季五輪の閉会式で総合監督を務めたコンスタンチン・エルンスト氏は24日、閉会式の前に観衆4万人分のミモザの花束をプレゼントとしていったん会場の席に置いたが、アレルギー症状を引き起こす恐れがあるとのロシア保健省の指摘で回収を余儀なくされたと明らかにした。閉会式後の記者会見で語った。

 ミモザはソチで春の到来のシンボルとなっている黄色い小球形の花が特徴の植物で、現在、開花時期を迎えている。エルンスト氏は「閉会式の開始までに回収したが、素晴らしいミモザの香りがスタジアムに残っていた」と話した。