[ 2014年2月26日12時4分 ]奈良県のスポーツ特別功労賞を受賞した平岡。右は荒井知事(共同)

 奈良県は26日、ソチ五輪スノーボード男子ハーフパイプ(HP)で銅メダルを獲得した同県御所市在住の平岡卓(18)にスポーツ特別功労賞を贈った。

 県によると、雪国ではない奈良県出身者が冬季五輪のメダリストとなったのは初。県庁であった贈呈式で荒井正吾知事は、岐阜県まで父親と練習に通っていたエピソードに触れ「努力が報われて良かった」とたたえた。

 平岡は少し疲れた様子だったが「奈良で賞をもらえてうれしい」と喜んだ。

 御所市では3月21日に、凱旋(がいせん)パレードや、平岡がソチでの経験を振り返るイベントが企画されている。