よなよなエール 株式会社ヤッホー・ブルーイング
「よなよなリアルエール」は国内リアルエール市場でNO.1シェア
- ラガービールと違い、ビール本来の香り・苦み・甘みを楽しめるリアルエール
醸造過程の二次醗酵から、大きなタンクではなく樽ごとにビールを管理し、発生する炭酸ガスを大気中に放出し醗酵と熟成をさせ、その樽のまま出荷したエールがリアルエールだ。発泡性を感じないため非常にまろやかな口あたりに仕上がり、炭酸ガスの刺激に影響されず、ビールが持つ本来の味と香りが楽しめる。
リアルエールは、古くからイギリスのパブで 飲まれているスタイルのビール。グラスへのサービンは炭酸ガスの圧力サーバーを使用せず、ビアーエンジン(ハンドポンプ)と呼ばれる専用サーバーで、人力 で樽から吸い上げグラスに注ぐ。よなよなエールをリアルエールに仕上げたものが、よなよなリアルエール。現在、国内リアルエール市場では、NO.1のシェ アを誇っている。
口中に広がるビール本来の香りと味
- リアルエールは、炭酸ガスによらずハンドポンプでサービングされる
少し濃いめの色。炭酸はほとんどなく雑味もない。口に含むと、モルトの甘い香りとまろやかの苦みがいっぱいに広がる「リアルエール」。日本ではなじみの薄い名前だが、英国では伝統的に親しまれているビールだ。日本で主流のラガービールが「のどごし」を楽しむのに対し、リアルエールはビール本来のフルーティーな香りや味を楽しむ。
最大の違いはその製法にある。リアルエールはビール醸造所では完成しない。出荷される容器の中で二次発酵が行われ、最もよい状態を待ってグラスに注がれる。今でこそ、日本各地のパブやバーで飲むことができるが、その歴史は意外にも浅い。手間がかかりすぎるため、日本の市場では敬遠されてきたのだ。
日本リアルエールのパイオニア ヨナヨナエールが起こした革命
2002年、ヤッホー・ブルーイングの取締役醸造所長石井敏之氏が、日本にリアルエールの風を起こした。一番おいしいビールとは何か。出荷する前、それもろ過する直前のビールが最もおいしいと言われている。突き詰めて、たどり着いた答がリアルエールだった。本場英国とアメリカで製法を学び、日本では自ら出荷先を探して回った。本当においしいビールを飲んでほしい。ビールへの熱い思いから、わずか数人でビール革命を起こした。2008年、今、ようやく認知され始めた伝統的で新しいテイストが、静かなブームを起こしている。
■リアルエールが飲める店
<東京>
The Blarney Stone
BRASSERIE&BAR "HELMSDALE"
地麦酒倶楽部 ポパイ
<大坂>
Bar Quinta
Craft Beer Dining eni-bru