絶妙のパス連発
「前作のWE5もアントラーズ寮で楽しんでました」と告白する鹿島・曽ヶ端準。チームメートらをカモにする実力者で、現役プロサッカー選手の間では「ソガはゲーマーだ」とうわさされている。しかも強豪ブラジルを選択し、100万円をねらって乗り込んできている。
優勝最有力のカナリア軍団といきなり対決することを余儀なくされた東京V・石塚啓次は「オレンジが好きだから」と同色をナショナルカラーに持つオランダチームで挑むことになった。
キックオフから5分、オランダがいきなりイエローカードをもらい、ゲームは次第にブラジルのペースに。24分、ブラジルが獲得した右コーナーからのセンタリングを、頭で合わせてまず1点目。「さすが。曽ヶ端はムチャクチャうまいね」と石塚オランダ。ブラジルの速いつぶしにファールを連発し、なかなか攻勢に転じられない。
後半54分にはブラジルのスルーパスからのシュートで2点目をゲット。同67分、再び絶妙のスルーパスを出し、右からのセンタリングをヘッドで合わせてシュート。決定的な3点目が入った。
石塚オランダはレッドカード1発退場も出るほどの苦戦。カナリア軍団の完璧な試合運びの前に、0−3で完敗した。
「ブラジルが強すぎましたね。オランダもいいチームなんだけど…。選んだことに後悔はしてません。勝ち進んで100万円をゲットしてほしい」と石塚がエールを送って終幕した。
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