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ホーム > お酒特集2007 > ボジョレ・ヌーボー


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ワイン特集


11月15日解禁!今年はオリジナルのボジョレを楽しもう!

 毎年、11月の第3木曜日に販売開始されるボジョレ・ヌーボーは、フランスのブルゴーニュ地方南部に隣接する丘陵地帯、ボジョレ地区で生産されている赤ワインの、その年の新酒のことを言う。もともと、このワインは、当地の農民がぶどうの収穫を祝ったのが始まりとされている。日本では80年代にブームが巻き起こり、現在ではスーパーマーケット、コンビニエンスストアでも手に入るようになった。

 今年のフランスは、気候が不安定な時期もあり、ぶどうの出来が心配された。しかし収穫時期の8月下旬には気温が上昇、糖度も上がりよい状態で収穫を迎えられたという。ボジョレは、お祭りの時期の“早飲み”ワイン。ぜひ、年内に楽しんでもらいたい。

 今回はミニストップで販売されるオリジナル・ボジョレを4本、紹介する。ミニストップでは3年前にオリジナルワインの開発を開始。今年はハーフボトルを含め、4種類がすべて飲み口が違う仕上がりになっている。あなたの好みのワインは、どれですか?

<シャトー・デュ・カラ>
シャトーデュカラ

世界最優秀ソムリエも絶賛!
超古木から収穫した果実を使用

 初代の世界最優秀ソムリエ、ジャン=リュック・プトー氏が厳選する果実味豊かな「シャトー・デュ・カラ」。「超古木」と言われるこだわりの樹木から採取している果実のみを使用している。樹齢50~70年の古木は、根が地中深く張っているために広い場所から養分を集めることができ、一粒一粒にうまみが凝縮される。ぶどうを栽培している農園のオーナー、ボノー氏は「今年は不安定な気候が続き、栽培技術の差がぶどうの出来に反映されてしまう難しい年になりました。しかし、この畑ではぶどうの発育状態をしっかり管理し、最高の状態に成熟した良いぶどうが収穫できました」と語ってくれた。収穫にも参加し、ワインの醸造過程をチェックしたプトー氏は「深く濃いルビー色。とてもフルーティでアロマにあふれ、複雑味と凝縮感のあるヌーボーになった。」と絶賛している。

 ラベルには、プトー氏のサインとボトリングナンバーが入っており、フルボトルで3,400円(税込み)。

超古木

樹齢50~70年と言われる超古木のみを使用。

プトー氏

初代の世界最優秀ソムリエのジャン=リュック・プトー氏。2003年には北海道名誉フードアドバイザーに就任している。

<シャトー・ラ・パリュ>
シャトー・ラ・パリュ

最高ランクのぶどうのみで造られた1本

 ボジョレ地区を代表するワイン醸造家、オリヴィエ・ラヴィエ氏の手によって出来上がったのが「シャトー・ラ・パリュ」だ。ラヴィエ氏はボジョレー地区のワインコンクールで2年連続金賞を受賞したシニエ・ヴィニュロン社の醸造部長。  

 南東に面した「シャトー・ラ・パリュ」の畑では、ぶどうの品質向上のため、房の量を通常の畑の半分に抑えており、その分、一粒のうまみが強く凝縮した味わいの果実が獲れる。収穫時には、ぶどうの大きさ、傷のつき具合などを丹念に調べ、未熟なものはすべて捨てられる。そして、収穫されたぶどうをさらに、1位から4位までに厳しくランク付けし、「シャトー・ラ・パリュ」に使用するのは、最高ランクの1位のぶどうのみというから、こだわりの深さがうかがえる。こうしてできた今年の「シャトー・ラ・パリュ」は、「上品で繊細な味わい、すみれとアイリスの花の香りが豊か。どんな料理にも合う出来栄え」だという。

 

全商品シリアルナンバー入り限定商品。フルボトル3,200円(税込み)で販売。

ラヴィエ氏

オリヴィエ・ラヴィエ氏

シャトーラパリュ畑

シャトー・ラ・パリュが育つ畑の風景

<ドメーヌ・ド・フォン・ボレ>
ドメーヌ・ド・フォン・ボレ

“ゴールデン・ストーン”が育んだエレガントな味わい

 ぶどう農家自家詰めで作られているのが、「ドメーヌ・ド・フォン・ポレ」だ。このワインは土壌が特長的である。“ゴールデン・ストーン”と呼ばれる粘土と石灰石でできた土壌でぶどうを栽培。この“ゴールデンストーン”で栽培された果実のみを使用している。また、この畑は標高420mの傾斜地にあり、日当たりが非常に良く、昼夜の温度差が大きい。このような環境で育ったぶどうは、ヌーボーの“フルーティ、そしてフレッシュさとアロマ”に最良な条件として働く。

 

 今年の「ドメーヌ・ド・フォン・ポレ」は、赤い実の果実系の香りが豊かで、エレガントな口当たりで新酒らしい飲み口に仕上がっているという。

全商品シリアルナンバー入り限定商品。フルボトルで2780円(税込み)。

ゴールドストーン

“ゴールデンストーン”と呼ばれる土壌でぶどうが育つ

<ラブレ・ロワ・ノンフィルター>
ラブレ・ノンフィルター

昔ながらの伝統製法でしっかりとしたボディを実現

 近年、ワインづくりにおいてはフィルターろ過をすることが主流になっているが、この商品は50年以上前の伝統製法に基づき、フィルターろ過せずにつくられたワイン。有機酸、ミネラル分、ポリフェノールを中心としたうまみ成分をできる限り残すために、この伝統製法で醸造されている。

 ラブレ・ロワの契約農家は、ギリギリまでぶどうの成熟を待つため、収穫時期は8月末~9月中旬までとやや遅め。今年は冷夏だったが収穫直前に好天がやってきて、ぶどうの糖度も一気に上昇、ベストタイミングでの収穫となった。ラブレ・ロワ・ノンフィルターは、その地区で栽培・収穫された高品質のぶどうだけを選別して使用している。

 テイスティングに参加したボジョレ協同組合長のミシェル・ボス・プラティエール氏は「ラズベリーとスグリのニュアンスを持ち、とてもフレッシュでフルーティー、まろやかなボディをもっている」と今年の出来に満足しているようだ。フィルターろ過をしないために、軽やかなワインが多いボジョレながら、しっかりしたボディの味わいに仕上がった。

 2人でワイングラス2杯ずつぐらいという500mlサイズもうれしい。ハーボトルで2480円(税込み)。

ミニストップ(株)のボジョレへの取り組み

ミニストップ 担当者がぶどうの収穫にチャレンジ

 他社にはない、本当のオリジナルワインをお客様にお届けしたい-。そんな思いで、ミニストップ社がオリジナルワインの開発を始めたのが3年前。初代の世界最優秀ソムリエ、ジャン=リュック・プトー氏のアドバイスを受け、ワイン作りをしている。プトー氏はパリの最高級レストラン「パヴィヨン・エルゼ・ルノートル」のチーフソムリエ兼ワインチーフバイヤーに抜擢されるなど、世界的に活躍していた。そのプトー氏を口説き落とすのに、ミニストップ商品開発部(当時)の松川氏は3年もかかったのだとか。そんなところからも、「本物を届けたい」という気持ちが伝わってくる。

 また、ミニストップ・オリジナル・ヌーボーの「シャトー・ラ・パリュ」、「ドメーヌ・ド・フォン・ポレ」の醸造を手がけているシニエ・ヴィニュロン社は、ぶどう畑の手入れ記録帳(栽培日記)をつけているため、年間を通じてどのような天候で、どのような状態でぶどうが育成されたかがわかるようになっている。品質管理を徹底、造られたワインはどの畑のどの区画で獲れたものなのかがわかるので、消費者にとって「安全なワイン」になっている。

 ミニストップでは毎年担当者が、現地視察をしている。今年は9月上旬に渡仏、業界としてはまれだが、ぶどうの収穫を現地の契約農家と一緒に行った。横尾博社長も参加しぶどうの手摘みにチャレンジした。お客様に届けるワインつくりに社長自らが参加する企業というのも、なかなか珍しい。ミニストップの“本気度”が伝わってくる。

 また、醸造中のパラディー(ワインとぶどうジュースの中間の液)も試飲、でき具合、状態をチェックした。その味は「アルコールはほとんど感じられないジュースの味。甘味がまだ残っていて、それでいて舌にピリッとくる感じもある」(同行したスタッフ)なのだという。20以上の木樽と大きなタンクに貯蔵されているパラディーは、醸造期間を経て、さらに厳選されたものがミニストップオリジナルとして、日本に上陸する。

現地での収穫の詳細な様子はこちらから


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