日本V3ならず米国に惜敗/アメフト

- タイブレークでフィールドゴールを決められた日本はガックリと倒れ込む
<アメリカンフットボールW杯:米国23-20日本>◇決勝◇15日◇等々力陸上競技場
日本が悲願達成を目前に、本場米国の前に敗れ去った。17-17でタイブレーク方式の延長に突入し、再延長戦の末に20-23で惜敗。大会3連覇と打倒米国の夢まで、あと一歩届かなかった。第2QにDL紀平充則(24=オービック)、第4QにもTE黛拓郎(28=アサヒビール)のTDなどでリードを奪いながら、米国の底力に逆転を許してしまった。次回大会は4年後に8カ国参加で開催される予定。
米国撃破、3連覇の夢があと一歩のところでこぼれ落ちた。再延長、後攻の米国KコフィンのFGが成功し敗戦が決まると、日本の選手は力が抜けたように崩れ落ちた。「勝つつもりでやってきた。最後の最後、もう少し足りなかった」。QB冨沢は瞳を潤ませた。
台風接近で刻一刻と天候が変わる難しい状況で本場相手に大健闘した。第1Qに先制を許したが、第2QにQB冨沢のパスやRB古谷の積極的なランで攻撃のリズムを作り始め、K金親の49ヤードFGなどで逆転。第4Qの残り3分まではリードを守ってみせた。
だが、第4Q終盤、日本に苦境が訪れる。米国のランへの反応がわずかに遅れ始めた。主将DL脇坂は「わずかな体格差が後半響いた。そこを埋めないと」と振り返った。序盤から受けていた米国の強烈な当たりによる疲労の蓄積が日本の体力を奪い去っていった。それが「延長サヨナラ負け」につながってしまった。
3大会目で初の米国参戦。過去の2連覇が真の実力であったことを証明するために戦ったが、最後は永遠の課題とも言える体格差が勝負を分けた。それでも阿部監督は「今大会(の結果)で少しは次の人たちが自信を持って米国と戦えると思う」と言い切った。この悔しさは、きっと4年後につながるはずだ。【菅家大輔】
[2007年7月16日8時37分 紙面から]
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