アジア大会開幕を翌日に控えた18日、開催地の韓国・仁川で日本勢が調整に努めた。競泳男子で個人6種目に出場予定の萩野公介(東洋大)は北京五輪男子400メートル自由形金メダルで地元韓国のスター、朴泰桓やロンドン五輪2冠の孫楊(中国)ら、強豪に交じって本番会場で練習。朴泰桓と笑顔であいさつを交わし「アジアのトップであり、世界のトップの選手。胸を借りるつもりで実力を試したい」と語った。

 男子背泳ぎの入江陵介(イトマン東進)や女子の渡部香生子(JSS立石)も引き締まった表情で本番に備えた。

 射撃はロンドン五輪に出場した男子の松田知幸(神奈川県警)、女子の小西ゆかり(飛鳥交通)らが試合会場で初練習した。