17回目となるアジアのスポーツの祭典、アジア大会は19日夜に韓国・仁川で開幕する。競泳男子の萩野公介(東洋大)、瀬戸大也(JSS毛呂山)らは開会式当日のこの日も本番会場で練習し、21日の競技開始に向けた最終調整に入った。

 プールは多くの外国勢で混み合い、熱気にあふれた。瀬戸は腰に違和感があるとしながらも「気になるほどではない。試合も近づいて気持ちも入ってきた」と語った。女子の渡部香生子(JSS立石)はスタートの練習で鋭い動きを見せ、男子の入江陵介(イトマン東進)はリラックスした表情で水の感触を確かめた。

 ハンドボール男子は実戦形式の練習で20日の韓国戦に備えた。ベテランの宮崎大輔(大崎電気)は「明日が一番大事。金メダルを目標にやっていく」と意気込んだ。