<アジア大会:卓球>◇第11日◇29日◇韓国・仁川

 男子の団体準決勝で、日本は6連覇を狙う中国に0-3で敗れ、2大会連続の銅メダルとなった。

 松平健太(23=ホリプロ)水谷隼(25=ビーコン・ラボ)村松雄斗(17=エリートアカデミー)で臨み、水谷が世界ランク1位の許■から、村松も12年ロンドン五輪と13年世界選手権を制した張継科から、それぞれ1ゲームを奪ったが、ストレート負け。中国の壁は厚かった。

 世界チャンプから1ゲームを奪った村松は「まさか中国戦に出させてもらえるとは思わなかった。いろいろな課題が見つかりました。実力差は、かなりあるし、今後の練習に生かしたい」と収穫をあげた。

 倉島洋介監督(38)も「凡ミスも徐々に少なくなってきたし、守備範囲も広くなってきた。もう少し早い段階で攻撃できれば、相手から嫌がられる選手になる。女子のように2枚看板が必要。水谷と同じレベルの選手をもう1枚」と話し、期待を寄せた。

 ※■は日ヘンに斤