柔道の仁川アジア大会に向け、男子代表の井上康生監督(36)と男子90キロ級以上の3選手が19日、羽田空港から出発した。当初は到着後に現地で練習できるはずが、突然の時間割り当て変更で不可に。「アウェーの洗礼」だったが、前日18日に情報を聞いた同監督がすぐに行動。前日ギリギリまで日本で練習できるように、前夜までに空港に預ける3人の荷物を東海大から代わりに運んだという。100キロ超級の王子谷は「夜まで稽古できてありがたかった」と感謝した。