ジャカルタ・アジア大会は14日、18日の開会式に先立って競技が始まった。バスケットボール男子1次リーグでは、C組の日本が初戦で台湾に65-71で敗れ、黒星スタートとなった。前半で37-30とリードしたが、第3クオーター(Q)に逆転を許した。16日にカタールとの第2戦に臨む。

 日本は第3Q途中まで最大13点のリードを奪いながら逆転された。日本選手団の初陣を勝利で飾れず、シューターの辻は「日本チームにいい流れをつくりたかったけど」と唇をかんだ。7月の19年ワールドカップ(W杯)アジア1次予選最終戦で108-68と圧勝した相手だったが、9月からの2次予選に備えるファジーカス、富樫ら主力不在の影響が大きかった。ラマス監督は同予選に向けた強化合宿のため帰国する。「初戦は負けてしまったが、チームには期待している」とエールを送った。代わりにマンドーレ・コーチが率いる。