日本水連は15日、ジャカルタ・アジア大会(18日開幕)に参加を予定していた競泳日本代表の平井伯昌監督(55)が急性虫垂炎のため遠征を辞退したと発表した。

 平井監督は、12日まで4日間行われたパンパシフィック選手権(東京辰巳国際水泳場)で、日本代表チームを率いた。翌13日に都内で行われた日本オリンピック委員会のアジア大会日本選手団の結団式に参加した際は「少し眠いなあ」と話していた。

 競泳日本代表は、パンパシからアジア大会開会式まで中5日とハードスケジュールとなっている。午前決勝が決まった20年東京五輪が10日間開催の長丁場になるために、今夏の2大会をもって、東京五輪のシミュレーションとする方針で臨んでいる。