風を読み切った者が、アジアを制する!? バドミントン女子代表の奥原希望(23=日本ユニシス)は17日、試合会場で練習。実戦形式を終えると、コート間のスペースに移動した。

 エンド側のラインの延長線上にペットボトルを置きアウトとインの目印を作った。そしてシャトルを高く打ち合った。見送ったシャトルがペットボトルから20セントほど内側に落ちているのを見て「めっちゃ入っている」と苦笑いする場面も。空調から流れる風が強い会場。先月にも国際大会で同会場を経験済みだが、あらためて入念に確認した。

 風は、場内の東から西へ強く、また南から北へわずかに吹いていたという。朴監督は「コントロールが難しい」。インドネシアはバドミントン人気が高い。完全アウェーとなる環境も金メダルへの壁となりそうだ。