競泳女子の池江璃花子(18=ルネサンス)が18日、ジャカルタ・アジア大会の本番会場で練習を行った。

 本命の100メートルバタフライなどリレーを含めて6日間で8種目に出場予定の18歳は「レースの期間も長くて、何種目も泳ぎますが、それは慣れています。不安は全くない。パンパシ(フィック選手権)とアジア大会のために強化してきたので、それを出したい」と意気込んだ。

 12日までのパンパシから連戦となる。ジャカルタ入りした15日は「風邪気味でしたが、今日は体力も戻って、気分もリフレッシュしました。始まったらあっという間だと思うので、集中してやりたい」と前向きに口にした。

 ただ選手村の環境には少し困っているという。「シャワー(の水が)がチョロチョロという感じで、温かいのが出ないので少し寒いです。蚊がすごく多くて、結構殺虫剤をまいているけど、朝起きて、何カ所か刺されている。虫が得意じゃないので」と表情を曇らせた。それでも「自由がきかないのは皆同じだし、自分なりに工夫していきます」と話していた。