日本サッカー協会(JFA)相談役で、日本バスケットボール協会のエグゼクティブアドバイザーを務める川淵三郎氏(81)が20日午後、ツイッターを更新し、ジャカルタ・アジア大会のバスケットボール男子日本代表4選手がジャカルタ市内の歓楽街・ブロックMで買春とみられる行為をした件について「彼ら4人はこれから先長い間、大変な社会的制裁を受けるだろう」と怒りを吐露した。

 川淵氏は午前にもツイッターで、三屋裕子会長(60)から不祥事の件で報告があったこと、4選手が処分を受けて帰国したことを明かしたが、その時は「三屋会長から報告を受けたがまだ詳細不明」と事態が把握できていなかったようだった。

 その後、日本選手団の山下泰裕団長が現地で記者会見し、行動規範の違反で4人の日本選手団の認定を取り消し、同日早朝に帰国させたと発表。さらに当該選手が今村佳太(22=新潟アルビレックスBB)橋本拓哉(23=大阪エヴェッサ)永吉佑也(27=京都ハンナリーズ)佐藤卓磨(23=滋賀レイクスターズ)だと公表した。

 川淵氏は「僕が出しゃばって言うことではないかもしれないけど、いくらお詫びしてもお詫びしきれない言語道断な不祥事。三屋会長には思いもよらない事で大変気の毒」と、あらためて謝罪した。

 その上で「彼ら4人はこれから先長い間、大変な社会的制裁を受けるだろう。それらを含めて4人の社会復帰に協会は全面的に力を貸してやる責任と義務がある」(コメントは原文のまま)と4選手の更生、社会復帰に日本バスケットボール協会として臨むべきだと強調した。