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世界陸上2007


福士加代子「メダルに挑戦!爆走娘」

福士スタミナ&スピードでメダル奪取

陸上日本選手権・女子1万メートル 福士加代子はVサインでゴール=2007年6月29日、大阪・長居陸上競技場
陸上日本選手権・女子1万メートル 福士加代子はVサインでゴール=2007年6月29日、大阪・長居陸上競技場

 トラックの女王・福士加代子(25)が24日、午前中に軽いジョギングをして最後の調整を終えた。大会初日となる25日には1万メートルに出場。ハーフマラソンで見せたスタミナとエチオピア仕込みのスピードで上位入賞を狙う。

 5000メートルと1万メートルに出場する福士だが、実はハーフマラソンのアジア記録と15キロの世界記録を保持している。06年2月に行われた丸亀ハーフマラソンでハーフに初挑戦。アテネ五輪女子マラソン金メダリストで当時のハーフマラソン・アジア記録保持者の野口みずきに17秒差をつけ1時間7分26秒で優勝した。さらにこのレースの15キロの通過タイム46分55秒は世界記録として公認された。今年の同大会でも1時間8分0秒で2連覇を達成。スタミナのあるところを見せつけた。

 一方、レース終盤のスピードは今春から3度のエチオピア合宿で養った。エチオピアといえば05年世界選手権女子1万メートルでメダルを独占した最強国。同大会で11位だった福士はその差を埋めるため、標高3000メートル近い地平線の広がる荒野を走った。6月の日本選手権1万メートルでは残り3000メートルでスピードを上げ、独走でゴールを駆け抜けた。

 世界選手権での女子のトラック種目のメダルは、97年アテネ大会1万メートルの千葉真子の銅メダルのみ。2個目の快挙を目指して福士が長居のトラックを快走する。

[2007年8月25日4時0分]

プロフィル

福士加代子(ふくし・かよこ)
 1982年(昭和57年)3月25日、青森県板柳町生まれ。五所川原工高から2000年にワコール入り。3000メートル、5000メートルの日本記録、ハーフマラソンのアジア記録を保持している。2004年アテネ五輪は1万メートルに出場し26位。世界選手権は2003年パリ大会で1万メートル11位、5000メートルは予選敗退、2005年ヘルシンキ大会は1万メートル11位、5000メートル12位。2007年12月にはアジア大会1万メートルで金メダルを獲得した。自己ベストは1万メートル30分51秒81、5000メートル14分53秒22。160センチ、44キロ。血液型はA。

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