小崎、地の利を生かして上位入賞だ!

- 第26回大阪国際女子マラソン 小崎まり(右)は加納由里を振り切り2位でゴール=2007年1月28日、大阪・長居陸上競技場
コースを知り尽くした小崎まり(32)が地元大阪で入賞を狙う。これまで4度のマラソンを経験しているが、そのうち3度が今回の世界選手権と同じコースで行われた大阪国際女子だ。平坦な高速コースといわれるが、大阪城公園には石畳、勝負どころの32キロ過ぎからは約10キロにわたる直線、さらに37キロ過ぎには選手を悩ませるなだらかな上りと特殊性も持つ。ここで3度走った経験は大きな財産だ。
その上、小崎は大阪府枚方市の出身。所属のノーリツの本社は大阪に程近い神戸だ。3月に代表に選出された際には「(マラソン代表の中で)大阪出身は私だけ。大阪を盛り上げる走りをしたい」と意気込んだ。
トラックで培ったスピードも小崎の武器。03年の日本選手権では5000メートルで15分12秒76のタイムをマークして優勝。1万メートルでは01年の世界選手権に出場した実績(19位)もある。高速コースだが、夏の暑さを考えると後半勝負になる可能性は高い。そうなると小崎のスピードが生かされるはずだ。
今大会で日本人トップになってメダルを獲得すれば来年の北京五輪代表に内定する。しかし小崎は6月の会見時に「北京はどうでもいい…と言ったらアレだけど(内定したら)その時に考えます」と無欲を強調した。8月17日からの北海道・千歳での合宿も最終段階に入った。29日には神戸に戻り本番に備える。
[2007年8月24日23時58分]
- 小崎まり(おざき・まり)
- 1975年(昭和50年)7月16日、大阪府枚方市生まれ。宇治高(現立命館宇治高)から大阪短大(現太成学院大)を経て、1996年にノーリツ入り。世界選手権には過去2回出場しており2001年エドモントン大会1万メートル19位、2005年ヘルシンキ大会マラソン15位。マラソンの自己ベストは03年1月の大阪国際でマークした2時間23分30秒(日本歴代10位)。2007年3月に結婚。162センチ、46キロ。血液型はAB。
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