小崎に全国から450人の応援団集結

- 小崎のイラストがプリントされた応援用Tシャツを持つ北川さん
小崎まり(32)の所属するノーリツがマラソン当日の9月2日に大応援団を送り込む。暑さ対策から午前7時のスタートだが、全国の支社などから450人の有志が集まった。
今回の世界選手権の女子マラソンのスタート時間を聞いたノーリツ陸上競技部の後援会事務局長・北川彦信さん(60)は「うそやろ?」と耳を疑った。ノーリツは神戸に本社があり、これまでも大阪国際女子マラソンに自社の選手が出場した際には150人規模の応援団を送り込んでいた。しかし今回は午前7時がマラソンのスタート。応援団を束ねる北川さんは「そんなに朝早くては工場や営業所の人は応援に来てくれないのでは…」と心配した。
しかしそれは杞憂(きゆう)だった。全国の支社・営業所から「せっかくの社員の世界選手権出場。ぜひ応援に行きたい」という声が次々と上がった。北川さんは交通機関や宿泊場所の確保に奔(ほん)走した。その結果、東京支社からは夜行バスをチャーターして約100人が、北海道や福岡の支店からはホテルに泊まって約40人が、明石の工場からもチャーターバスで100人が会場に集まることになった。さらに始発電車に乗って集まる近畿地区の人を合わせると総勢450人の大応援団となった。
小崎は過去に大阪国際女子に3度出場している。応援団の北川さんたちもその時のノウハウを生かす。スタンドでスタートを見守った後は、電車を乗り継いで5カ所のポイントを移動する。さらに今回はチャーターしたバスも使う予定だ。大会初日の男子マラソンの際には4人の“偵察隊”が交通規制の様子などをチェックし、万全の態勢を整えた。
応援グッズもノーリツカラーの赤の帽子、600個の赤いメガホン、社内公募された中から小崎が選んだ自身の顔のイラストがプリントされたTシャツを用意した。さらに日の丸が描かれた150本のノボリが沿道で振られる。
北川さんは「私たちの一声が小崎のタイムを1秒縮めるはず」と話す。北海道・千歳で最終調整を行っている小崎が、応援団の声援に応える走りを見せる。
[2007年8月25日17時56分]
- 小崎まり(おざき・まり)
- 1975年(昭和50年)7月16日、大阪府枚方市生まれ。宇治高(現立命館宇治高)から大阪短大(現太成学院大)を経て、1996年にノーリツ入り。世界選手権には過去2回出場しており2001年エドモントン大会1万メートル19位、2005年ヘルシンキ大会マラソン15位。マラソンの自己ベストは03年1月の大阪国際でマークした2時間23分30秒(日本歴代10位)。2007年3月に結婚。162センチ、46キロ。血液型はAB。
バックナンバー
- 「団体金」届かず…次は主婦業との両立 [2日18:52](写真あり)
- 小崎ぶっつけ本番!逆境はね返す [31日22:46](写真あり)
- 名人三村氏ピンクの特製シューズに苦笑い [30日23:43]
- 小崎が北海道合宿打ち上げ神戸戻る [28日18:36](写真あり)
- 気さくな小崎に金メダル級の応援 [27日14:13]
- 小崎、地の利を生かして上位入賞だ! [24日23:58](写真あり)

