小崎が北海道合宿打ち上げ神戸戻る

- レース当日に着る応援Tシャツ姿の(左から)父文男さん、弟幸太さん、幸太さんの婚約者の妹尾さん、母時江さん
小崎まり(32)が家族のサポートを受けて上位進出を狙う。小崎は大阪府枚方市出身で、長居陸上競技場までは電車で1時間足らずの距離だ。レース当日は父文男さん(59)母時江さん(57)をはじめ近所や親戚の人など約40人が競技場や沿道から応援する。
両親は本番の下見を兼ねて25日の男子マラソンを沿道から観戦した。そこで改めて真夏のレースの過酷さを実感した。大阪城公園ではアモス・マサイ(ウガンダ)が棄権し、救急車で運ばれる瞬間を目にした。文男さんは「これは本当に大変だなーと思いました。まりにはとりあえず無事に走ってほしいです」と親心を見せた。
親子が競技の話をすることはほとんどない。21日には北海道で合宿中の小崎からメールが届いたが、いつも通り、競技や自身の調子に触れることなく「北海道も暑い。食べ物はおいしい」といったことが書かれていたという。「競技の話をすると、まりにプレッシャーをかけることになるから」と文男さん。黙ってレースに集中させる。これが小崎家流のやり方だ。
時江さんは枚方市で美容室を経営しており、小崎も子供の頃からその美容室で過ごす時間が多かった。
お客さんや近所の商店街の人とも触れあい、気さくな性格はここで養われたといってもいい。今でもレースが終わると実家に戻り、商店街の人たちに応援のお礼は欠かさない。日本代表として3度目の世界選手権に出場する小崎。しかし枚方の商店街の人にとっては昔からの「近所のまりちゃん」なのだ。
レース当日は商店街の人たちも含め約40人が小崎の応援に駆けつける。今回は3月に結婚した小崎の夫やその両親、10月に結婚を予定している弟幸太さん(30)の婚約者・妹尾愛弓さん(26)も沿道から声援を送る。世界陸上切符を獲得した1月の大阪国際女子の時よりも大きな声援が小崎の背中を後押しする。
小崎は当初、29日に北海道から神戸に戻る予定だったが、1日早めて28日に戻った。神戸で2日間トレーニングしてから31日に決戦の地・大阪入りし、最終調整を行う。
[2007年8月28日18時36分]
- 小崎まり(おざき・まり)
- 1975年(昭和50年)7月16日、大阪府枚方市生まれ。宇治高(現立命館宇治高)から大阪短大(現太成学院大)を経て、1996年にノーリツ入り。世界選手権には過去2回出場しており2001年エドモントン大会1万メートル19位、2005年ヘルシンキ大会マラソン15位。マラソンの自己ベストは03年1月の大阪国際でマークした2時間23分30秒(日本歴代10位)。2007年3月に結婚。162センチ、46キロ。血液型はAB。
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