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世界陸上2007


日本5位、朝原揺れる思い/世界陸上

メダルは逃したものの38秒03のアジア記録で5位の日本チーム
メダルは逃したものの38秒03のアジア記録で5位の日本チーム

<世界陸上:男子400メートルリレー決勝>◇8日目◇1日◇大阪・長居陸上競技場

 最善は尽くした。朝原は懸命に胸を出してゴールに飛び込んだ。2日連続のアジア新記録となる38秒03。それでも表彰台まで0秒13差の5位。前回大会の優勝タイムも上回ったが、上位4カ国が38秒を切る史上最高レベルの戦いに敗れた。「完敗というか、参った」。ぼう然と宙を見つめた。

 レース直前の円陣で「朝原さんにメダルを」と全員で誓って臨んだ大一番。1走塚原からバトンを受けた末続は「魂で走った」。4日前の200メートル2次予選後は舌までケイレンして点滴を受けたが、メダル圏内を守って高平につなぐと両手でガッツポーズ。最後のバトンパスで朝原が握り直す小さなミスもあって5番手に落ち、追い上げは及ばず。それでも4人は「全力を出せた」。レース後は満員の観衆の前で“ウイニングラン”をした。

 朝原は去就について「とりあえず大阪で終わりという感じもあるけど、あとで悔しさが出てくるかも」と揺れる心境を明かした。北京五輪の陣容はまだ不透明だが、末続は「日本のスプリント力は着実に上がっている」。来夏の雪辱へ、下を向いているヒマはない。【太田尚樹】

[2007年9月2日9時16分 紙面から]

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