来年1月の箱根駅伝(2~3日)に出場する順大が24日、練習を公開した。前回6位のメンバー6人が抜け、仲村明監督(46)が「駒が足りない、エースもいない」と語るように苦戦は必至。そんな中でも「西郷どんが10人いたら楽なんだけど」と話す、3年連続5区山登りが確実な西郷貴之(3年)と、28分44秒29で同大1万メートル最速の松村優樹主将(同)に「チームを引っ張ってほしい」と期待した。

 7年ぶり12度目Vには戦力不足だが、堅実な走りは健在。シード権確保で伝統校の意地を見せる。