22日の東京マラソンに出場する有力選手が20日、東京都内で記者会見した。

 世界選手権(8月・北京)代表選考会を兼ねた男子で、日本勢のトップ争いは前回8位の松村康平(三菱重工長崎)が中心で、実力者がそろう海外勢に挑む展開となりそうだ。

 2012年ロンドン五輪代表の藤原新(ミキハウス)は「自分の走りをすれば表彰台に食い込める」と76位だった昨年の雪辱を期した。

 2度目のマラソンとなる佐藤悠基(日清食品グループ)は「実績はまだないが、出るからには負けたくない」と気合十分だった。

 ロンドン五輪の男女王者が顔をそろえた。男子のスティーブン・キプロティク(ウガンダ)は「うまく練習できて状態はいい」と笑い、女子のティキ・ゲラナ(エチオピア)は「大会記録更新に挑みたい」と話した。

 男子で2時間4分15秒の記録を持つジョフリー・ムタイ(ケニア)や小林光二(SUBARU)、服部勇馬(東洋大)の欠場も発表された。