東京で3度2位に入った実績がある男子の藤原新は20キロすぎに失速した。

 2時間19分40秒の37位に沈み「単純に動かなかった」と声を落とした。

 自己最高の2時間7分48秒は現役最速だったが、この日、今井に抜かれた。「悔しいので、いいモチベーションにしたい」と受け止めた。

 2012年ロンドン五輪出場後、精彩を欠く33歳のベテランは「けじめとしてあと1年、精いっぱい頑張る」とリオデジャネイロ五輪を目標に走り続ける。