4度目の世界選手権出場を狙う前田和浩(33=九電工)が、2時間11分46秒で日本人最上位の4位に入った。

 強い雨が降り続く悪条件のなかで、先頭集団でレースを展開。33キロ過ぎで遅れたが後半をまとめきったが、「順位に納得いかないし、10分切ることもできないタイムにも納得いかない。優勝を狙っていた」と顔をしかめた。これで8月に北京で開催される世界選手権のマラソン選考レース4大会が終わり、来週に3人の代表が発表される。